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浜松は織物の街
  アイエス産業株式会社  ”突撃取材 勝手にイチオシ”

”突撃取材 勝手にイチオシ”はリニューアル第24号、浜名商工会地域をさらに広域に紹介する事となりました。
今回紹介の事業所は”アイエス産業”さん、”MATA”と”JIN”と”カズ”がご案内します。


「今日の取材は浴衣製造販売の会社です。もう一人MATAさん、初対面だと思いますけど、同行しますのでよろしくお願いします。」(JIN)
「MATAさん。・・・エマワトソンと響きが似てるね。」(カズ)
「エマワトソンって、あの映画”美女と野獣”の?。」(JIN)

「そうそう、”ハリーポッター”にも出ていた人。」(カズ)

「MATAさん・・・エマワトソン・・・MATAさん・・・エマワトソン。 う~ん似てるかも。でも、全然違いますからね、変な期待しちゃダメですよ。・・・男だし。」(JIN)

 

「どうも~MATAです。今日はよろしくお願いね。」(MATA)

「違うね!。」(カズ)

「こっちはオジサン、むこうは美女、だから言ったじゃないですか。」(JIN)

「・・・何の話?。」(MATA)

「いぁ~初めまして。今日はよろしく願いします。さっそく行きましょう。」(カズ)


「こんにちは、今日は取材の件よろしくね。」(MATA)
「ちょっとバタバタしてますがこちらこそ、よろしくお願いします。」(社長)
「いつも忙しそうだね、商売繁盛!」(MATA)
「いやいや午前中なんて、暇でどうしようかなと思ったくらいでしたよ。」(社長)
「とにかく、この二人が中心に取材するんでよろしくお願いします。」(MATA)

「よろしくお願いします。」(カズ・JIN)
「こちらこそ、よろしくお願いします。何をどうすればいいですか。」(社長)

「まずは、ご商売の説明をお願いします。」(カズ)

「ここはね、浴衣を作る会社なんですよ。それからホテル・旅館なんかで使う手拭や羽織、それからインターネットでオリジナル柄の浴衣受注制作かな。」(社長)

「なるほど~実物が見れますか。」(カズ)

 

「こちらへどうぞ。この手拭ね、プリントではなくて、染め物なんですよ。分かりますか。」(社長)

「あっ生地の表にも裏にも絵柄が染まってる。」(JIN)

「こちらのピンクと黄色の雀柄は、プリントなんだけど色が鮮やかなのが特徴ね。染め物のほうがよい生地なのはわかるでしょう。なぜかわかる?」(社長)

 

「日本の伝統工芸だからですか?。」(JIN)  

「まぁ~そうだけど。」(社長)

「プリントは生地が透けて中が見えてしまうから?。」(カズ) 

「そうだと個人的にはうれしいですが。」(社長)

「ウレシい~んかいっ!。」(JIN)

 

「染め物はね、生地の糸1本づつに色が入っているんですよ。比べてプリントはインクがべたっと乗ってる感じ、だから染め物は裏返しても絵柄が染まっているんです。それによって、通気性が全く違う生地となってしまうんです。」(社長)

「さらっと着心地がいいのは、染め物の浴衣なんですね。」(カズ)

「そのとおり、浴衣は本来寝冷えしないために作られた着物なんです。だからTシャツより暑いんです。」(社長)

「それじゃ、夏の暑い時に、プリント生地の浴衣を着て、うなじに汗をかいた女性を見ると?。」(カズ)

「いいなーって。・・・ちがうちがう!暑くて大変そうだなって思いますよ。 ・・・なに言わせるんですか!。」(社長)

 

「この仕事で大変な事などありますか。」(カズ)

「ある相撲部屋さんの浴衣を作らせてもらっているのですが、最初は着物屋さんが間に入っていたんですよ。サンプルの生地を着物屋さんにお渡ししていたのですが、お客様にはしばらく届いていなかったんです。そうしたら相撲部屋の方が直接おこしになってお叱りを受けましてね。格闘家の方の怒っているときのあの雰囲気、そりゃあ怖かったぁ~、サンプルを渡している経緯など説明したところ。それはあなたは悪くないという事で、直接仕事を頂くようになった事、ありましたね。」(社長)


「面白いなぁ~、もっと聞いていたいけどエピソードばかりになってしまうので、ここの特徴等いいですか。」(MATA)

「そうですね、ここ浜松は、元々日本一の織物の産地なんです。今、四国の今治(いまばり)なんてタオルとかの繊維製品で注目を集めいていますが、浜松だって負けていません。中でも浴衣をつくる事は得意中の得意で、いい職人さんや工場が揃っているんです、染にしたって一流ですよ。良いものを作らせたら価格品質ともにまけませんよ。」(社長)

 

 

 

「気軽な価格のプリント生地の製品も販売されてますよね。」(カズ)

「私ね、休みの日なんかは着物や浴衣で過ごすんですよ、街に行ったりイベントに行ったり、そこで声を掛けられる事も多いんです。”着物良いね~”って。やはりそう思うんだ、じゃ皆さんにもっと気軽に着物文化を楽しいんで欲しい。日本の方も海外の方にも。だからプリントだろうと本染めだろうと、着物を気軽に着てくれるならそれでいいんだと思います。特にイベントなどでは、キャラクター柄や派手な柄の浴衣を作りますが、そこに浴衣という伝統衣装を絡めてくれてありがとう、という気持ちです。」(社長)

「温泉旅館や花火大会等で、もっと浴衣を楽しんで着て欲しい、もし長い間着る浴衣を購入するなら、染め物がお勧めという事ですね。」(カズ)

「老若男女そうして欲しいと思っています。」(社長)

「浴衣っていいですよね。」(JIN)

「温泉なんか行ってね、近くの街を浴衣でぶらぶら歩いて生ビール。・・・最高!。」(MATA)

「やっぱりモデルがいれば、浴衣姿で撮影のほうがいいでしょ。・・・JIN君 モデルどう!やってみる?」(カズ)

「無理ですよ、モデルなんて。カズさんこそやればいいじゃないですか。その腹回り、着物にあいますよ。きっと!。」(JIN)

「うぅ~・・・何も言い返せん。」(カズ)
「外国人モデルなんていいじゃないの。」(MATA)

「予算もないし無理ですよ。・・・じゃ、MATAさん。」(JIN)

「えっ、エマワトソン。」(カズ)

「耳鼻科行け!。」(JIN)

 

 

 

 

 

アイエス産業株式会社  ”今回の事業所紹介 勝手にイチオシ”

 

アイエス産業株式会社

〒431-1111 静岡県浜松市西区伊佐地町2473-4

電話053-485-8829

https://www.ryokan-yukata.jp/

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