鰹の刺身は好きですか!
鮮魚専門店 魚時 ”突撃取材 勝手にイチオシ”
”突撃取材 勝手にイチオシ”はリニューアル第25号、浜名商工会地域をさらに広域に紹介する事となりました。
今回紹介の事業所は”魚時”さん、”カオリ”と”JIN”と”カズ”がご案内します。
「カズさん、いきなりですが、鰹好きですか?。」(JIN)
「カツオ!、それなら花沢さん以上に好きだと思うよ。中島君。」(カズ)
「誰が中島君ですか。だいたい花沢さん以上ってそんなボケてくるかな。刺身とかタタキの話でしょう、普通。」(JIN)
「カツオ好きとか言うから・・・つい。」(カズ)
「楽しそうな話ですね、今日同行させていただく、カオリです。よろしくお願いします。」(カオリちゃん)
「えっ、かおりちゃんまで揃っちゃった。」(カズ)
「揃っちゃったじゃないですよ。今日は、魚屋さんの取材ですからお願いしますよ、もう行きますよ。」(JIN)
「こんにちは、今日は取材の件で伺いました。よろしくお願いします。」(カオリちゃん)
「よろしくお願いしますね~。」(奥さん)
「ここ魚時さんは、魚の美味しさがわかるご近所のお客様を中心に賑わっている、昔ながらの魚屋さんです。実は私もここのファンです。」(カオリちゃん)
「今日はね、海が大荒れで魚が入ってこないの、取材には良くない日かもしれなくて、ごめんなさいね。」(奥さん)
「忙しい時に伺ってすみません、手がすいたらお話聞かせてください。」(カズ)
「なかなか混んでますね。」(JIN)
「商売繁盛。」(カズ)
「魚時の魚は、大将こだわりの仕入と管理で、スーパーの鮮魚コーナとは違うなって思うんですよ、地元の人はそれを知っているから混んでいるんですよ。お客様の好みで、魚を選んでお刺身の盛り合わせにできるところもいいですよ。」(カオリちゃん)
「僕も鰹の刺身、買っていこ。」(JIN)
「鰹。ニンニクと生姜を両方薬味にして醤油で食べるのが好きなんだよね。」(カズ)
「生姜醤油派とニンニク醤油派いますね。カズさん両方ですね。」(JIN)
「遠州地区は、タタキより刺身で食べる人が多いよね。あと皮付きとか。」(カズ)
「皮付き最高に美味いんですよ。 大将~鰹皮付きで2人前お願いします。」(JIN)
「ハイよ~今、鰹さばくから写真撮っていいぞ。」(大将)
「すみません、お邪魔します。」(カズ)
大将の声は、しゃがれていて、いかにも魚屋さんといった風格である。
長い刺身包丁で血身を削ぐように落とし、ゆっくりとした身動きに見えるのに、とても速い包丁捌き。まな板は清潔感があり、これぞ職人といった感じである。
驚くほどの手早さで盛り付けられたお刺身を置くと。「上がったよー。」と大将の一言、受け取った奥さんが手際良く薬味と飾りを入れる。まったく無駄のない二人の動きは、お客様を待たせない最善の努力であろう。
「おまちどうさま。」(奥さん)
「ありがとうございます、さすが手早いですね。」(JIN)
「うちはね、お刺身や鮮魚の他に、お惣菜が得意なの。」(奥さん)
「例えば何かありますか。」(カズ)
「今日はね、いわしとサンマとイカの煮つけ。すべて自家製で味には自信があるわよ!。それから鯛フライや鰯フライ、どこでも買えるものじゃない、お惣菜もあるわよ。」(奥さん)
「ここの海老フライ、よく買わせてもらってます。」(カオリちゃん)
「残念ながら、海老フライが売り切れてしまったの。フライの魚は冷凍ものを使っていないから美味しいはずよ。」(奥さん)
「こだわっているから味に差が出るんですね。」(JIN)
「私は、お刺身はもちろん魚や海老フライは、スーパーじゃなくて、ここのじゃないと家族も喜ばないので、そうしていますが、地元の人は良く知っているんだと思いますよ。」(カオリちゃん)
「鰹の刺身は特に、味の差があるから、美味いところで買いたいですね。」(JIN)
「今年は、もち鰹が上がらないから、鰹好きには残念ね。」(奥さん)
「もち鰹って遠州以外の人にはわからないかな。」(カズ)
「そうかもしれませんね。ちょっと解説します。」(JIN)
もち鰹(もちがつお)
もち鰹は、体の弾力がとても強い状態の鰹、その歯ごたえはブリッとしていてモチモチした、鰹の刺身。
一度食べたら病みつきになると言われるほどの逸品で、いい状態の鰹が入ると”もち鰹あります。”や”モッチーあります。”といったお品書きが魚屋さんや料理屋さんに貼られます。
遠州で食べられる鰹の刺身は、タタキではなく、生の刺身が主流。
普通の鰹でも獲れて、1~2時間はモチモチ感が強いと言われているが、もち鰹はその状態が長く続く特殊な身を持っている鰹。
「こっちは鮮魚コーナ―なんですね。」(カズ)
「今日は本当に魚が少ないから、ごめんねー。」(奥さん)
「いやいや、充分面白い取材ができています。海老、鰯、太刀魚と並んでいますが。」(カズ)
「お魚はね、今日何にしようかなって考えながら来るお客様に、こんな料理もあるわよって紹介をしながら、販売する事が多いわね。あと盛り付けのお皿を持ってくると、お刺身は割引になるわよ。」(奥さん)
「地域のコミュニティが、ここにもあるんですね。」(JIN)
「こういうお店の来客って年齢層が高めに思うけど、さっきお刺身を捌いてもらってた、子連れのお父さん、結構若かったよね。」(カズ)
「よかったら、このお刺身写真撮ってもらっていいですよって・・・感じのいい人でしたよ。」(JIN)
「そう!。その感じのいい人だから、この店に来ると言うのもありだけど!。」(カズ)
「ありだけど?。」(JIN)
「この店の空気感が、全体的にやさしい感じがする。」(カズ)
「うまくまとまらないですね。変わりますか?。」(JIN)
「お願いします。」(カズ)
「ここ魚時は、浜名湖東岸に位置する雄踏町で、下町情緒を残す魚屋さんです。愛想の良いおかみさんは話しやすく、しゃがれた声で強面に見える大将は、その雰囲気から想像できない程、優しい人。
自然に常連さんが集まり、軽い立ち話をしながらお買い物。若い人も、旅行者も、是非立ち寄ってみてください、きっと良い事ありますよ。こんないい店まだまだ長く続けてもらいたいって、僕は想っています。」(JIN)
「さすが!!今回の中島君。」(カズ) 「じゃカズさんは、ノリスケさんで。」(JIN)
「ふ~ぐたく~ん!ちょう~しは、どぅ~だ~い。」(カズ) 「・・・それ、アナゴさんですね。」(JIN)
「さっきまとまりましたよね、そこで終わりにするべきですよ。最後のくだり、要りませんよね!。」(カオリちゃん)
「反省します!。」(二人)
鮮魚専門店 魚時 ”今回の事業所紹介 勝手にイチオシ”
鮮魚専門店 魚時
〒431-0102
静岡県浜松市西区雄踏町宇布見5224−5
電話053-592-1211 (お電話でご予約できます。)
営業時間 11:00~18:30 定休日 不定休 駐車場 有り