「今日の取材はロールケーキのグレックさんです。お願いします。」（ショーコ）

「どんなロールケーキですか？」（カズ）

「店舗は自宅を改装した創りでアットホームな雰囲気、ケーキはふんわり口どけ・・・幸せを感じるケーキだね。」（ヤマ）

「ヤマさんの口から、”ふんわり口どけ・・・幸せを感じる”とか言われてもまったく感じが伝わらないので、とりあえず行きませんか。」（カズ）

「いやいや・・・最近はスイーツ好きの厳ついオジサンも増えたんじゃないの？カズさんはどうなの？」（ヤマ）

「まぁ、・・・得意ではないです。」（カズ）

「それは、イカンね。しっかり味を伝えないと。”はっはっはっ”ケーキ嫌いね!!・・・」（ヤマ）

「いや嫌いじゃなくて、”得意じゃない”ですって！！」（カズ）
・・・嫌な予感が・・・（カズ）

グレックさんに到着、少し細めの路地を入ったところにあって、知る人ぞ知る的なお店。何となく民家の様でアットホーム、花が居心地良く飾られている、可愛らしい雰囲気。
　　　　　　・・・やはりヤマさんには似合わない。

「オーナー、ロールケーキの特徴など教えてください。」（カズ）

「まずロールケーキをどうぞ、食べながらで説明しますね。このロールケーキは”にこっとロール”といって”おいしさで笑顔を創る”という意味を込めた商品名です。特徴は、ふわっと口どけが良く、しっとり感のあるロールケーキなんです。　いかがですか。」（オーナー）

「確かに！口の中で溶けていく感じがありますね。」（カズ）

「地元の新鮮な鶏卵、鶉（ウズラ）を使用して作っているので、作り立てをできるだけ早めに召し上がって頂き、おいしさを実感していただきたいですね。」（オーナー）

「”美味しいものを、一番いい時に食べてもらいたい”という気持、わかりますね。それがつくる人の本心なんでしょうね。・・・カズさんもう一切れどう？」（ヤマ）

「えっ・・・」（カズ）

「撮影用にケーキをカットしますけど、生地がやわらかくて包丁を入れにくいですね。」（ショーコ）

「何とか気合で、切れないですかね。」（カズ）

「気合とかの問題じゃないでしょ。」（ショーコ）

「ショーコ気合だ！・・・気合だ・・気合だ！！・・・」（アニマル　ヤマぐち）

「わっはっは。わっはっは。　って・・・それ、京子だし。」（カズ）

「邪魔が入りましたが、もう少し説明をいいですか。」（ショーコ）

「”にこっとロール”には、いろいろな種類があって、菊川産のお茶使ったお茶のロール、フランス産のチョコを使ったチョコクリームのロール、地元新居産のイチゴを使ったイチゴのロール、愛媛県産の栗と、フランス産の栗ペーストを使った栗のロール等、他にもたくさんの種類のロールケーキをご用意しています。」（オーナー）

「チョコのロールなどお勧めですよ、いかがですか。」（オーナー）

「さらに口どけ感がある気がしますね。」（ショーコ）

「ホントに」（ヤマ）

「それがチョコのロールの特徴なんですよ、お茶のロールなど粉末の茶が水分を吸収する事に比べ、チョコレートがしっとり感を増してくれるのです。すべてがしっとり系のロールケーキの中でもチョコのロールはしっとりしてるのですよ。」（オーナー）

「お茶のロールに緑茶でひと休み。が好みだけどね。」（ヤマ）

「お茶の渋みが、甘さとあって体が欲しがる甘味といった感じですか。」（カズ）

「そうそうそんな感じ、ウマイいこと言うね、もう一つ食べてみなよ。」（ヤマ）

「えっ・・・」（カズ）

　今回のお店紹介

　スローフード　グレック

　〒431-0211
　静岡県浜松市西区坪井町4603

　電話：053-448-8101