|
「お彼岸の時期でも、まだまだ暑いね。」(ヤマ)
「お盆、お彼岸は、日本の大切な行事ですね、先祖供養という文化は日本以外にも
あると思いますが、お盆にお彼岸あと正月に日本人らしさを感じますね。」(カズ)
「家が子供から故人まで繋がっていく感じがするね。」(ヤマ)
「確かに・・・」(カズ)
「仕事が代々繋がっていく家があるんだけど、取材してみようか。」(ヤマ)
「いいですね、行きましょう。」(カズ)
「ここなんだけど。」(ヤマ)
「墓石など手がける浜名石材さん、なんとタイムリーな取材・・・」(カズ)
「お彼岸だから、この取材もあるんだけど、もっと深い意味があってね。」(ヤマ)
「ホントですか、ダジャレしか考えてなさそうな雰囲気をかもし出しているのに。」(カズ)
「いやっ、今回はダジャレなしで・・・」(ヤマ)
「いやっダジャレありで・・・」(カズ)
どうでもいい事をしばらく続け、今回も商工会を追い出されて取材開始。
|
|
「早速ですが、ここ浜名石材の仕事の説明をお願いします。」(カズ)
「石を削り、形をつくり磨きこむ事、それが手作業であったり、機械掘りであったりし、
固いものを成型する技の難しさですかね。」(三代目)
「手作業とは?」(カズ)
「この石(写真下)のように曲線があると、単純に機械で切る様な作業ではなく、曲線を
手作業で出していくんです、なかなか簡単ではありません。」(三代目)
「さらにお墓など家紋等の絵柄を掘る作業もあります。」(三代目)
|
|
|
|
「なるほど、固い物を手作業で削っていくのは、難しそうですね、ちょっと写真撮ります
ね・・・。あれっ重くて全然石が動かない、向きを変えたいだけなんだけど。」(カズ)
「私が動かしますよ。」(三代目)
「こんなに重いものを扱い形を作り、細かい装飾をし、磨き上げていく作業、これは、
心技体揃っていないとできないスゴイ事なんじゃないですか。」(カズ)
|
前回の勝手にイチオシ
「山梨からの贈り物」 |
|
|
「褒めすぎですよ、しかし、技能五輪等に挑戦して、自分の技の上達を確認する事で、
仕事のモチベーションを保っているところはありますね。」(三代目)
「別棟に受賞した賞状などがありますから見てみます。」(三代目)
|
|
|
|
「スゴイ数の賞状やトロフィー、頑張ったんですね。」(カズ)
「二代目から継承される技を自分の物にしたくて、まだまだという気持ちを持ち続けて
いる結果が、賞状という形になっているんだと思います。」(三代目)
「先代から技を引き継ぎ、また繋いでいく、まさに職人といった感じがします。」(カズ)
「今日は、とてもいい取材ができました、ありがとうございます。」(ヤマ・カズ)
家業を技で繋げていく事の難しさ、家そのものが先祖から繋がっていく事と同じで
とても大切なこと・・・・・ヤマさんはこの事をこの時期に取材したかったんだな。
「ヤマさん、今日はダジャレもなく静かでしたね。」(カズ)
「動かざること岩のごとし・・・・・」(ヤマ)
「えっヤマさん 深い意味って・・・ソコ!!」(カズ)
|
|
今回のお店紹介
石工房 浜名石材(有)
〒431-0102
静岡県浜松市西区雄踏町宇布見4967-1
TEL:053-596-1483
FAX:053-596-1481
|
|
|
|
|
|
|