第６回

　「ヤマさん、今年もいろいろありましたね。」
　「とにかく、この勝手にイチオシが何とか続けているといいんですけど。」
　「う〜ん、この企画に少ないながら、ファンがいるんだよね！」（ヤマ）
　「今回は年末スペシャル、いいもの食べに行こうか！！」（ヤマ）
　「あぁ〜ありがたい、　ヤマさん　心からありがとう。」
　
　「でっ今日は何を食べますか？」
　「ウナギでもいいかな」（ヤマ）
　・・・・いいかなって　ヤマさん　呉服問屋の旦那じゃないんだから！！

　到着した店は　和風の料亭らしき風情、のれんをちょい上げ、ヤマの旦那はちょいと粋。
　「・・・・さっさと入りましょう！！」

　取材交渉はすんなりＯＫ
　和風の内装が落ち着いた感じでいい・・・。などと待っていると。
　「お待たせいたしました。うな重でございます。」
　
　まずは一口、うなぎがふわっとしていて、飯に合う味、漂う香りがなんとも・・・。
　澄んだお吸物に沈むうな肝、日本人にしかわからないような重要な役割。
　当然、小骨が気になる何て事は無く、味・香り・店造りすべてを加味して品格を創り出している。
　
　「ヤマさん　ウマイっすね」
　「ウマイね〜旨い・・・、ウマイよ〜これがまた旨いんだよね〜」（ヤマ）
　「３勝１敗」などと言いながら　山椒をうな重にかけるヤマさん・・・・。
　「・・・・・・・・・・旨そうですね」

　
　
　
　自慢のメニューを聞いてみたところ。
　刺身定食や天婦羅定食などの和食膳も良いですが、やはり　うなぎ膳　との事。
　うな重(梅）は、重箱から飛出る大きさの鰻が２本乗せ、吸物と一品、漬物、フルーツが付いて２５００円
　見た目の華やかさに比べリーズナブル。
　ひつまぶし茶漬けは、今回食べませんでしたが２１００円で、これもお勧めとの事
　しかし、おいしいですよと進められましたが、うな重をお茶漬けで食べてしまう事が、何となくもったいない
　ような気がして・・・・・